ペンギンと暮らす

苺のサラダ

2019.05.12 Sun

苺の季節になった。
数日前から恒例の苺屋台があちこちに立ち、真っ赤な苺が並んでいる。
個人差もあるだろうけど、私は、日本にいる時よりもドイツにいる時の方が、季節感を感じる。
その時期にしか出回らない「旬」がはっきりしているのは、ドイツの方のように思う。

中でも筆頭は苺かもしれない。
日本にいると、ほぼ年中苺を見かけるけれど、こちらでは、まさに今しか出回らない。
町をあげての苺祭りのようで、それは楽しいのだ。
この時期、苺を手にして歩いている人を、よく見かける。

満を持して、苺屋台へ苺を買いに行ってきた。
250gひとパックが2.5ユーロなのだけど、昨日は母の日スペシャルで、3パックで6ユーロ。
夜、お客様だし、思い切って3パック買った。
苺は、ゆりねも大好きだ。

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昨日は夜、女子会だった。
わたしも含め、全員アーティストというのがいかにもベルリンだなぁ。
メインはキッシュで、最近、キッシュにはまっている。
理想のキッシュを追求すべく、何かと機会を見つけては、キッシュを焼いているというわけだ。

キッシュで難しいのは、台の形成だ。
小麦粉と卵の黄身と水とバターで台の生地を作るのだが、焼いた時にヒビが入ったり割れたりすると、そこに液体を流し込んだ時、それが流れ出てしまう。
だから、丁寧に台を作ることが、とても大事。
見た目は華やかなキッシュだけど、実は、それほど難しいわけではない。
ただ、ある程度時間がかかるので、余裕を持って作る必要がある。
おそらく、時間に追われて焦って作ろうとすると、途中、良からぬアクシデントが待ち構えている。
生地は、だいたい前の日に仕込んでおいて、一晩、冷蔵庫でじっくり休ませるのがベスト。
いくつか工程があって一気には作れないものだけど、計画的にちょこちょこと手を加えていけば、確実にできるのがキッシュだ。

昨日は、今が旬の行者ニンニクの葉っぱと、マッシュルーム、それにハムを細かく刻んで具の中身にする。
気をつけたわりに、台に何箇所かヒビができていて泣きたくなったけれど、なんとかこれを塞ぐ方法はないだろうかとあれこれ知恵を絞り、「そうだ、昨日オーブンで焼いた里芋が残ってたっけ!」とひらめいて、里芋で傷を補強する作戦に出た。
それでなんとか、難を逃れた。

ただ、キッシュの怖いところは全部が焼けるまで味見ができないことで、ここまで手塩にかけて作ったキッシュの味がイマイチだと、本当にしょんぼりしてしまう。
昨日は特にお客様ということもあり、かなりドキドキだった。

前菜は、苺のサラダ。

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苺とブルーベリーを、オリーブオイルとバルサミコ酢でマリネして、最後にコショウを少々。
これで、春爛漫のすてきなサラダができる。

続いて、これも今が真っ盛りのホワイトアスパラガス、ハム添え。
ホワイトアスパラガスの写真を撮るのを忘れてしまったのだけど。

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わたしは、ホワイトアスパラガスの食べ方としては、これが一番好きだ。
うすーく切ってもらったハムを、茹でたてのあつあつホワイトアスパラガスに巻いて食べる。
昨日は奮発してイタリアの生ハムも用意したのが、わたしはやっぱり、加熱してあるドイツのハムが好きだなぁ。
マルクトで、ムッチムチのホワイトアスパラガスを17本買ってきたのだけど(ひとり4本のつもりが、一本数を間違えて伝えてしまった)あっという間に4人のおなかにおさまった。
わたしにとって、この一皿は、ごちそう中のごちそうだ。

そして、キッシュの登場。
自分で言うのもなんだけど、なかなか上手に焼けていた。
もしもうまく出来ていなかったら、急いで近所のレストランに助けを求め、ピザでも買って来なきゃ、と思っていたので、とりあえずホッとする。
4人いると、大きなキッシュもあっという間になくなるからすごい。

今朝は、女子会の余韻に浸りながら、キッシュの残り一切れを朝昼ご飯にする。

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なんとも幸せな朝(お昼)!
次は、どんなキッシュを焼こうかしら?
最近、料理脳が活発になっている。