昨日のパスタ

この季節になるとよく作るパスタがある。

里芋を使った、ショートパスタだ。

主な材料は、里芋とベーコンと舞茸。

それを和風だしでコトコト煮て、最後にショートパスタを加える。

スープをたっぷり目にして、具沢山のパスタだ。

エキストラヴァージンのオリーブオイルを、たっぷりとかけて食べる。

 

ちょうど、檜原村から舞茸が届いたのだった。

健康的なプリップリの舞茸で、それで最初はきりたんぽ鍋を作った。

それでも余った分を、今度はパスタにしていただく。

 

出来立てももちろん美味しいのだけど、醍醐味は次の日だ。

昨日のパスタなんて食べられたものじゃない、と思われそうだけど、これがどっこい、いい味を出すのである。

きっと、ショートパスタだからだろう。

さすがにわたしも、前日に作ったロングパスタは、食べる気がしない。

 

ふちがひらひらになっている独特のショートパスタは、一日寝かせたことで、美味しいスープを惜しげもなくその体に吸い取り、味わい深くなっている。

もし自分がイタリア人だったら、風邪をひいて体が弱っている時、これが食べたくなりそうだ。

 

昨日のカレーは美味しさの定番だけど、昨日のパスタも、わたしにはそれに匹敵するくらい、捨てがたい味。

だから、翌日まで残るよう、ショートパスタを茹でる時は、硬いショートパスタを鷲掴みし、たっぷりと多めに鍋に入れる。