手作り週間

今週末は、二日連続でヨガへ行った。
だって、他に行くところがないのだもの。
お風呂も、緊急事態宣言を受けてクローズになってしまったし。
家にいる時間が長いので、あれやこれやと手作りの分野を広げている。

なんでも手作りすればいいとは全然思っていなくて、餅は餅屋に任せようというのだが基本姿勢ではあるのだけど、こと味噌に限っては、自分で作った手前味噌が一番だという結論に達した。
最近は、京都の舞鶴にある大阪屋こうじ店の生麹のお世話になっている。
こちらの生麹は、香りが良くて、とてもいいお味噌になる。
今回は、もろみセットも取り寄せてみた。

もろみ麹は、豆麹と麦麹と米麹をよく混ぜ、そこに醤油と味醂を入れて常温で寝かせると完成する。
半年ほど前、山形で作られているものすごく美味しいもろみ味噌に出会い、自分でもやってみたくなった。

麹に触れていると、なんでこんなに幸せな気持ちになるのか自分でもわからないけれど、でも毎回、とてもこころが穏やかになる。
特にこの季節は、窓を開け放って、気持ちのいい風を感じながら作業できるのがいい。

味噌の方は、先日訪れた石垣島の、米原の海塩を使って仕込んだ。
こうやっていろんな塩を使って作ることができるのも、手作り味噌の良さだ。

そして今、新たに挑戦しようと思っているのが、石鹸だ。
日本で無添加のいい石鹸を買おうとすると、結構なお値段がする。
お気に入りの石鹸をいちいちドイツから送るというのも、なんだかなぁ、と思うので、味噌の次は石鹸に手を広げてみようと。
けれどこれが、なかなかハードルが高くて、困っている。

水と油を混ぜるためには、アルカリ性の物質で両者をくっつける必要があるのだが、大体の手作り石鹸のレシピを見ると、その役割を担うものとして「苛性ソーダ」が使われている。
けれど、この苛性ソーダは劇薬で、簡単には手に入らない。
わたしも昨日から薬局を回っているのだけど、どこも置いていないのだ。
購入の際も、身分証と印鑑が必要というから、よほど扱いに注意しないといけない。
石鹸を作るのに、そんな劇薬が使われているなんて、知らなかった。
自分で扱うのも怖いし、苛性ソーダを使う以外の作り方を模索しているけれど、どうなることやら。

今日は、あんまりいいお天気で、日曜日にヨガをしたらすっかり開放的な気分になって、お昼からビールを飲んじゃった。
ビールの季節、到来だ。
わたしが最近気に入っているのは、月山ビール。
ピルスナーとミュンヒナー二種類あって、どっちもいい味。
これから、わざわざドイツのビールを飲む必要なし!

と、ここまで書いて思い出した。
わたし、バナナアイスも作ってたんだっけ。
早くかき混ぜなくちゃ!