商店街

ちょこちょこと買い物をするたびにもらえる、商店街のスタンプ。
そういえば、ポイントカードとかスタンプとかって、ドイツにはなかった文化だなぁ。
だから、商店街でスタンプをもらうたび、あー、日本にいるんだなぁ、としみじみ感じる。
ベルリンにいた時は、週に何回か広場に立つマルクトが楽しみだったけど、それに代わるものが商店街だ。

Aという商店街とBという商店街、それにたまーに行くCという商店街があって、そのどこでもスタンプがもらえるから、スタンプはまとめて缶にとってある。
それを定期的に整理して、スタンプ台に貼って使っていたのだが、ここ三年ほど、その作業を怠っていた。それでスタンプが、たまりまくっていた。

ようやく重い腰をあげてスタンプ整理に乗り出すも、悔しいことに、すでに有効期限が切れているものも結構ある。なんてこった。
中には、2020年3月末が有効期限のものもあって、悔しくて悔しくて仕方がない。
もう少し早くこの作業をやっていたら、無駄にせずに済んだのに。

シール式のは台紙に貼るのが楽なのだけど、そうでないと、自分で糊で貼らなきゃいけない。
でも、このちまちました作業も、次第に楽しくなってくる。
今回はかなりたまっているので、いろいろ使えるぞ。
いっぱいになった台紙は、500円分のお買い物ができる他、天然温泉一回分と交換できたり、映画のチケットとして使えたりする。
最近、自転車に乗るようになってから、商店街に行く回数がぐーんと増えた。

今まで、素通りしていたお店も随分ある。
沢庵屋さんもそのひとつで、本来は、というか基本的には魚屋さんなのだけど、そこでなぜか沢庵が売られていて、それが驚くほどおいしい。
一本900円もするから、決してお安くはないのだけど、沢庵らしい沢庵というか、まがい物が何も入っていない純粋無垢な沢庵というか、とにかく切ったそばからどんどんなくなっていく。
どんなくなるから、またすぐに買いに行く。
ちなみに、そこの沢庵(魚)屋さんでは、植木なんかも売っている。

週末は、商店街にある開店前のカフェで、ヨガのレッスンを受けた。
以前も通っていたのだけど、ここ数年は行ってなかった。
カフェの窓を全開にして、心地いい風を感じながら、じっくりと体を伸ばしたり、縮めたり。
あー、やっぱりヨガは気持ちいい。
緊急事態宣言が出されていた間も教室はやっていたそうなので、だったらわたしも気分転換に参加すればよかった。

そろそろ梅酢が上がってきたので、昨日は赤紫蘇を買ってきて、塩もみしたものを追加する。
ぎゅっ、ぎゅっ、と力いっぱい塩で揉んでいると、赤紫蘇からはびっくりするくらい紫色の汁が出てくる。こんなにも鮮やかな色が、自然の色だなんて、ちょっと信じがたいけれど。
同じことは、ビーツの派手なピンク色にも感じる。

それにしても、梅酢の上がった梅からは、甘くていい香りがする。
どこまでが梅で、どこからが梅干しになるのか定かではないけれど、見事に黄色くなった梅からは、もはや青梅時代の初々しさは感じない。
塩だけで、こんなに変化するんだから、すごいなぁ。

残った梅酢でらっきょうを漬け、無駄なく使いきる計画だ。