なんちゃってホットサンド

雨、雨、雨、雨で、晴雨兼用の紳士傘が大活躍しているけれど、あと一回となった梅干しの土用干しができずにいる。
あと一週間のうちに晴れ間が出てくれないとスケジュール的にちょっと困るのだが、天気予報は尚も傘マークが続いている。

朝昼ごはんにパン食はあんまりしないのだけど、最近ちょっと増えているのだ。
というのも、新聞に小さく載っていたなんちゃってホットサンドが手軽にできて美味しいから。
本当に簡単。
まずはフライパンでスクランブルエッグを作る。
それを、食パンの間に挟んで、一緒にハムも挟んで、それをまたフライパンに戻して両面を焼けば出来上がり。
ポイントとしては、焼くときに、片面ずつ、バターを一欠片パンの下に滑り込ませること。
そうすることで、こんがりと、きれいな狐色に仕上がる。
パンを焼く時の火は、弱火で。
結構すぐに焦げるので、それだけ注意すればいい。

ホットサンドなんて、専用のプレートが必要とばかり思っていたけど、なーんだ、こんなに簡単にできるのだ。
新聞のレシピでは、卵とハムの他に、アスパラガスを挟んでいて、それも一度やってみて美味しかったけど、別になくても大丈夫。
なんなら、卵だけでもシンプルでいいと思う。

午後は、録画しておいた『ライオンのおやつ』の第2話を見た。
土村芳さんの演技が、素敵だなぁ。
鈴木京香さんのマドンナ役も雰囲気があるし、かの姉妹もいい味を出している。
わたしとしては、ロッカ役のワンコちゃんが気になるところ。
あのアフロヘアーこそ典型的なビションフリーゼで、口の周りが汚いところとか、動きがチャカチャカしているところとか、うんうん、そうそう、と思えることがたくさんある。

ところであのワンコちゃんは、どうやって八丈島まで行ったのかな?
ちゃんとご褒美のおやつをもらえているといいなぁ。
瀬戸内の景色も穏やかでいいけれど、なんだか八丈島にもまた行きたくなってきた。

ドラマを見終わってから、ゆりねのトリミングをした。
コロナ以来、ずーっとお家カットで済ませている。
できない肛門腺絞りだけは、病院のお世話になって、あとはちょこちょこ、伸びたらカット。
カットする時にいつもイメージしているのは、ムーミンだ。
頭の毛と尻尾だけ残して、あとは基本的にバリカンで丸坊主にしてしまう。

だってゆりねに、
「もう少しヘアースタイルが可愛くてオシャレになるのと、美味しいご飯が食べられるのと、どっちがいい?」
と尋ねたら、答えは断然、後者なのだ。
つまり、トリミングをプロのトリマーさんにお願いしない分のお金で、いい餌を買いましょう、という提案。
確かにわたしがトリミングをすると素人丸出しで歪ではあるけど、まぁ、ゆりねの精神的負担も、わたしの経済的負担も、両方減らすことができるから、当分、この感じで行こうと思っている。

トリミングをしながら、ずっと民謡クルセイダーズを聴いていた。
なんだか最近こればっかりだ。
すっかりハマってしまった。
ライブはさぞかし盛り上がるだろうなぁ。行きたいなぁ。
早く、そんな時間を楽しめるようになるといいんだけどなぁ。