どうなることやら

テレビのニュースを見ると悲しくなるというか、虚しくなってしまうのであんまり見ないようにしているのだけど、今日は夕方お風呂に行ったら、ちょうどロビーのテレビに菅さんが映っていた。
権力を掌握して、人事権を牛耳って、自分の都合のいいようにやった結果、自分をサポートしてくれる優秀な人がいなくなって、まさに、結果的に自分で自分の首をしめている図だった。
誰よりも自分の方が精通しているなんて思い上がるのは自惚れもいいところで、専門家の意見に耳を傾けたり、優秀な人たちの力を総動員して、もっともよき方向へと舵を切っていくのが指導者の役目だと思うのだけど、どうやら日本ではそんな当たり前が当たり前でなくなってしまった。
自分の意見にハイとしか言わないイエスマンだけで周りを固めたら、それこそ裸の王様で笑い者になるのになぁ。
忖度がはびこって、せっかく優秀な人たちがたくさんいるはずなのに、それを活かせないというのは本当に国としての損失だと思う。

この間は、女性蔑視発言とかでオリンピック組織委員会のトップだった方が辞められたけど、ああいう方がそういう地位についていたってことがそもそもおかしくないかと。
今までだって、さんざんひどい発言を繰り返している。

老害って言葉を最近よく耳にするようになったけど、老害っていつになったら無くなるのだろう。
若い世代が歳を重ねて、権力を持つようになったら、やっぱり新たな「老害」が生まれるのか、それとも老害はもう無くなるのか、どっちなんだろう。

それはさておき、わたしは粛々と教習所に通っている。
今日は、教習所内で縦列駐車と車庫入れの練習をした。
いつもの優しい女の先生に、奇跡的に入っていますと、褒められる。
でも、この優しい女の先生が、もうすぐ辞めてしまうのだ。
残念!
彼女のおかげで、ここまでがんばれたというのに。
どうなることやら。

もう三月だぁ。
今夜も、お月さまがとってもきれい!