6歳

ようやく雨が上がり、朝、ゆりねを連れてお散歩へ。
今日で、ゆりねは6歳になった。

人間の年齢の感覚でいうと、わたしと同年代くらいか。
まだまだ子犬みたいな気持ちでいるけれど、これからはどんどん、わたしの先を行ってしまう。
犬の成長は早いというけれど、犬といる時間は本当にあっという間だ。

嫌がるけれど頑張って歯磨きも続けているのに、ゆりねは先日、歯が抜けた。
ちょうど動物病院に行く用事があったので先生に診てもらったら、下にもグラグラして抜けそうになっている歯があるという。
この年齢にしては早いですね、と言われてしょんぼり。
ゆりねは食いしん坊だから、おばぁちゃんになっても自分の歯で美味しくゴハンが食べられるように、と思い、実際そう声をかけながら歯磨きをしてきたのに。
何がいけなかったのだろう。
犬の歯に入れ歯とかインプラントなんてないだろうから、もしも全部歯が抜けちゃったら、、、
などと怖い想像を巡らせては、ブルーになっている今日この頃。
子育てとかって、きっとこういうことの連続なのだろうな。

それにしても、紫陽花がきれいだった。
特に雨上がりの紫陽花は、宝石みたいにキラキラしている。
今日は、アパートの中庭で咲くブーゲンビリアも見事だった。
夏だなぁ。
よく考えると、この時期を日本で過ごすのが本当に久しぶりなのだ。
だから、田植えを終えた田んぼとか、お茶畑とか見ると、いちいち外国人みたいに、ワォウと感嘆の声を上げたくなる。
先週末は、水のきれいな場所に行ってきた。

6歳になったゆりねとの、朝の散歩はことのほか気持ち良かった。
それなのに、それなのに。
もうすぐ家に着く、というタイミングで、いきなり後ろから怒鳴られる。
「通るぞ!」
びっくりして振り返ると、競輪選手のような格好をしたサングラス姿の男性が、ものすごいスピードで自転車を飛ばして走り去った。
ふざけんなよ! と思ったわたし。
まず、通るぞ! と怒鳴るのではなく、通ります、と声をかけるとか、自転車の速度を落として控えめにベルを鳴らすのがルールだろ!!
しかも、ここは子どもやお年寄りも歩く道幅の狭い生活道路だ。

こういう時、結構わたしは喧嘩っ早いのです。
それで、横にいるペンギンが、よく冷や冷やしている。
小石にでもつまづいで転んでしまえ、と心の中で毒づく自分がいました。

なんだかなぁ。
あんな自転車にゆりねがひかれでもしたらと思うと、腹立たしくて仕方がない。