日傘の季節
ついこの間春が来たと喜んでいたと思ったら、もう今日は梅雨空だ。
さっき自転車で薬局まで行ったけど、空気がじとっとしている。
風が強くて、帽子が飛ばないよう必死に手で押さえながら運転した。
関東では、この先しばらく雨マークが続いている。
梅の実もぷっくりと膨らみ始め、枝から落ちた小梅ちゃんが地面に落ちて潰れていた。
それを見て、そうか、そろそろ梅仕事の季節なんだな、と思い出した。
早速家に帰ってから、梅の実を注文した。
去年は出遅れたせいで、小粒の梅を手に入れることができなかった。
今年こそは、小梅ちゃんを梅干しにしたい。
新しい日傘を買った。
日光アレルギーだから、日傘は必需品である。
帽子でもある程度日光を遮ることはできるけれど、やっぱり日傘の方が安心だ。
わたしの場合、夏だけでなく冬も、日傘が手放せない。
振り返ると、これまでにいろんな日傘と付き合ってきた。
何本かの日傘を経て、最終的にわたしが辿り着いたのは、男性用の日傘だ。
しかも、晴雨兼用。
結論としては、これがベストである。
まず、女性用の日傘は小さい。
一本、女性用の晴雨兼用日傘を持っているけれど、太陽光はまずまず防げるにしても、雨の場合、守ってくれる面積が小さすぎる。
これだと、雨でずぶ濡れになる恐れがある。
そして、日傘を買うなら、断然、晴雨兼用がおすすめだ。
この季節は特に、急に雨が降ってきたり、かと思うと急に雨が上がって青空になったり、空模様が七変化する。
そんな時、雨用と晴れ用、両方持って歩くなんて無理だし、だったら最初から両方に使える傘を選んだ方が賢い。
しかも、そうすれば収納にも場所を取らない。
最近は、男性用の日傘もいい感じのが増えている。
男の人だって、炎天下を歩くときは日傘を差した方が身のためだと思うし、この際、日傘は女の人のもの、なんていう固定観念は取っ払って、どんどん使って欲しい。
日傘を差すのと差さないのとでは、感じる暑さもだいぶ違ってくる。
スーツに日傘を差して爽やかに歩いている男性の姿は、とても素敵だと思う。
わたしが今回選んだのは、鮮やかなブルーの日傘。
表には麻の生地が、裏側には防水の生地が張られていて、これならどんなに強い雨が降っても漏れる心配はない。
早速昨日使って、大満足。
これから日傘を買おうという方は、男性用の晴雨兼用もぜひ、チェックしてみてくださいね。