ペンギンと暮らす

ひたすら作業

2019.07.29 Mon

ここ数日、スイカ日和が続いている。
ただ、尾花沢スイカを食べて育った身としては、どのスイカを食べてもちょっとぼんやりした味に感じてしまう。
ベルリンで食べるスイカもおいしいのだけど。
尾花沢スイカ、もう何年も食べていないなぁ。

婦人の会に声をかけてもらったので、友人宅へ行った。
内容は女子会と変わらないのだけど、今回は婦人の会だという。
確かに、いつまでも女子会と言うのも大人気ないし、ここはいっそ、これからも婦人の会で良いのかもしれない。

持ち寄りだというので、何を作ろうかとあれこれ悩んだ末、ちらし寿司と鶏のササミの胡麻衣揚げを作る。
集まりの時、ちらし寿司はとても便利で楽チンだ。
材料を細々と切って料理するのを、大変だ、面倒臭い、と思う人もいるけれど、私はこういう「ひたすら作業」が結構好き。
今回は、BGMではなく、本をちびちび読みながらやってみた。

読んだのは、韓国の若手作家であるチョン・セラン さんの『フィフティ・ピープル』。
病院関係者を中心に、50人それぞれの登場人物の物語が描かれている。
ひとり分はとても短く読み切れるので、ひたすら作業の合間に読むのに最高だった。
まだ途中までしか読んでいないけれど、ものすごく面白い!
実は、チョン・セラン さんとは、先日ソウルに行った時、大使公邸での会食の際にお会いした。
その時はまだどんな作品を書く方なのか存じ上げなかったのだけど、うわぁ、めちゃくちゃ面白いではないですか!
最近、意識して韓国文学を読んでいる。

2種類の料理を作ったのは、このお弁当箱を使いたかったから。
前回日本から連れてきた、二段重ねのお弁当箱。

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このお弁当箱を、ハンドバックみたいに得意げに持って出かけた私。
なんとなく匂いが漏れるのは、ご愛嬌ということで。

それにしても、楽しい宴だったなぁ。
総勢十人前後のご婦人たち(女子)。
ほとんど知らない人たちだったけど、川床みたいなベランダで、大きな大きな空を見ながら、陽が沈んで暗くなるまで、飲んだり食べたり。
日本から遊びに来ている人もいたけど、ベルリンは、いろんな人がいていいなぁと改めて思った。

初めて作ったわりに、鶏のササミの胡麻衣揚げが好評でホッとする。
一晩塩麹に漬けておいたササミに、卵白をまぶして胡麻をつけ油で揚げるだけなのだが、冷めても胡麻が香ばしくておいしかった。
本当は、白胡麻バージョンと黒胡麻バージョン、両方作れればよかったのだけど。
あいにく黒胡麻しかなくて、しかも思いのほか黒胡麻を使うので途中でなくなってしまい、そこからはバジルの衣で揚げたのだけど、バジルはバジルでおいしくできた。
ちらし寿司も、作るのにかかった時間の何分の一もの早さで完食。
帰りは、空っぽのお弁当箱をぶんぶん振って帰宅した。

そして次の日は、いつものマーケットで安売りそら豆を見つけてしまい、つい反射的に買ってしまった。
しかも、家に戻ってから気づいたのだが、どれも、通常よりずっと小さな赤ちゃんそら豆だった。
鞘からは出してあるけれど、外側の硬い殻は残っているので、またせっせとひたすら作業に没頭する。

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たくさんあったので、一日目はかき揚げにして食べ、残りの半分は二日目の朝、そら豆ご飯にして食べた。
私はそれをおにぎりにして、サウナへ参上。

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うんと暑い日のサウナは、最高だ。
サウナの中の方が暑いから、外に出た時に涼しく感じる。
まだ暑いけど、夏もそろそろお終いの予感。
だから、今のうちにスイカを食べておかなくちゃ!
このお皿は、スイカが一番よく似合う。

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