ペンギンと暮らす

サボテン愛

2019.05.05 Sun

いつからこんなに好きになってしまったのかわからないのだけど、タイプの子を見ると、つい、家に連れて帰りたくなってしまう。
結果として、なんだか似たような姿形のサボテンたちが増えていく。

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サボテンが、こんなに愛嬌があるとは思っていなかった。
以前は、あまり日が当たらない寝室の窓辺に置いていたので気づかなかったのかもしれない。
けれどここ数ヶ月間、日当たりのよい場所に移動してあげたら、みるみる赤ちゃん(?)が増えるようになった。

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最初は、ほんの小さな粒だった赤ん坊が、すくすくと成長している。
以前撮った写真と較べても成長は明らかで、まるでおばあさんの乳首のように、どんどん広がっていく。

しかも、サボテンたちは、活発に動く。
太陽の動きに合わせて、文字通り太陽パネルみたいに、角度を調節しているのだ。
その動きは本当に見事で、なるべく多くの光を浴びようと、自らのパネルの角度を動かしている。
上から見ると、千手観音みたいだなぁ。

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ラジオ体操さながら、体を反らせたり、逆に前屈みになってみたり。
かわいい。超かわいい。そして、とても賢い。
日が沈むと、お辞儀をするみたいにうなだれて、次の日の朝が来るのをじっと待っている。
いつか、この子たちにも花が咲いたりするのだろうか。
サボテンって、本当にけなげな植物だ。

日本は、明日までゴールデンウィークだとか。
遠くから見ていて感じるのは、社会の構造そのままで休みだけ増やしても、その中には休めない人もいるだろうし、会社勤めの人でも、逆にその前後にしわ寄せがいって結局のところが過労から抜けられないのはないだろうか、ということだ。
私にとって、元号が変わることはほとんど意味を持たないけれど、それすらも経済活動に結びつけて、あの手この手で物を買わせよう、消費させよう、とする商売魂は、本当にたくましいなぁと感心する。
ドイツの場合、子ども達の夏休みは州によってずらして設けられるから、それに合わせて親も休みを取るそうだ。
そうすることで、人の移動を段階的にし、渋滞したりする混雑を緩和することができる。
祝日も、州によって違ったりする。
10連休中お店で働く人なんかは、きっと今頃クタクタになってしまったのではないだろうか。

今日はこれから近所の蚤の市に行って、30センチ四方の天板がないか、物色しにいく。
ロールケーキを焼きたくなったので。
日本にはあってこっちでは見かけないもののひとつが、ロールケーキだ。
ないのなら、作るしかない。
それから、花瓶に活けるお花も買ってこよう。
明日は母の誕生日だ。
あの世とこの世で、母とこれほど親しくなれるとは、正直、私がいちばん驚いている。

追伸。
文春文庫版『星の王子さま』の解説を書かせていただきました。
倉橋由美子さんによる翻訳です。
文庫サイズなので、ぜひ、旅のお供にしてくださいね!

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