ペンギンと暮らす

100年

2018.07.02 Mon

先日、麹を買いに行ってきた。
以前は自宅の一角を作業場にして作っていたのだけど、最近、お店を構えたという。

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白木をふんだんに使った、とても気持ちのいい空間で、入り口をくぐると、ほんのり甘い麹の香りに包まれる。
まさか、ベルリンにこんなお店ができるとはなぁ。
わが家の食生活は、ここの納豆や麹で作る味噌に、随分と助けられている。

ワイン樽に仕込まれているのはお醤油で、甕に仕込まれているのは、味噌。
私はてっきり、棚にずらりと並ぶこれらのこの甕は、日本から送ったものかと思った。
でもこれはすべてドイツの、ザウアークラウト用の甕だという。
色といい形といい、実家の物置に眠っていた漬物用の甕とそっくり。
アンティークマーケットで探せば結構見つかるらしいけど、新しいものもあるという。
西ドイツと東ドイツでは色と形が微妙に違って、私はどちらかというと東で使われていた甕の方が好きだった。
味噌を仕込んだりするのに重宝しそうだから、私も今度、甕を探してみよう。

そして帰ってから、第3回、味噌仕込み。
前回は、玄米麹だったので、今回は白米麹を使ってみる。
手前味噌は、本当においしい。
こんなに簡単にできるのに、今まで買っていたというのが信じられない。
乾燥していてカビが生えにくいから、ベルリンは味噌作りに適している。
1回目に仕込んだのがすごくおいしくできて、みんなにあげていたら、また欲しいとリクエストされて、なんだかお味噌屋さんになった気分。
野菜スティックにつけたり、使い方はいろいろあるけど、やっぱりなんと言っても醍醐味はお味噌汁。
お味噌で、こんなにも味が変わるとは!
人生で、あと何回お味噌を仕込むことができるんだろう。

昨日は、フィンランドのヘルシンキから遊びに来た友人一家と、公園のレストランでのんびりブランチ。
この季節は、誰もがあっちに行ったり、こっちに来たり、ヨーロッパの人たちは思いっきりバカンスを楽しんでいる。
ベルリンへいらっしゃるお客さんがもっとも多くなるのも、この時期だ。

面白いと思ったのは、フィンランド語には、英語でいう、he と she の区別がないこと。
もともと、男性とか女性の性を区別して認識せず、誰もが「人」として存在しているという現れだろう。
だから、女性の社会進出も進んでいるし、国会議員になる女性の割合の高いのだろうと思った。

私は今日これから、リトアニアへ。
エストニアもラトビアもリトアニアも、今年は独立してから百年を迎える記念の年。
しかも、ラトビアとリトアニアの両国で、歌と踊りの祭典が開催される。
リトアニアには、数年前、ペンギンとプライベートで行っているので、2回目だ。
今回の旅でもまた、すてきな出会いがたくさんありますように!