ペンギンと暮らす

ホームステイ

2018.06.18 Mon

昨日から、11歳の男の子がわが家にホームステイしている。
友人の息子で、以前から一緒にご飯を食べたり、どこかへ行ったりしたことはあるけれど、お泊りするのは初めてだ。
しかも、お母さんが事情によりベルリンを離れている間、何箇所かの家を転々としている。
もう後半になっているので、寂しくなったりしないかと、心配だった。

昨日は、野球の試合を終えてから、わが家にチェックイン。
おりしも、サッカーのW杯の時期と重なり、しかも昨日は、ドイツの初戦。相手は、メキシコ。
一応、こっちでも日本の番組が生で見られるので、NHKで観戦する。
11歳男子、ドイツで暮らしているだけのことはあり、サッカーにものすごく詳しい。
あの選手はどこでプレーをしているとか、前回のW杯は怪我で出場できなかったとか、事細かに教えてくれる。
ちなみに、彼は3歳くらいからほとんどドイツで生活し、学校もこっちの公立学校に行っているので、ドイツ語の方がわかるとのこと。
年齢は一番小さいけれど、何かあったときに頼りになるのは、間違いなく彼だ。
いる間、ドイツ語を教えてもらおう。

試合は、まさかまさかの敗北。
確かにメキシコ強かったけど、ドイツ国民は、勝つ気満々だっただろうなぁ。
アパートの隣にスポーツバーがあって、サッカーの試合があるときは大いに盛り上がるのだけど、昨日は、時間が経つにつれてどんどんしょぼーんとした雰囲気が伝わってきた。
なんだか雲行きがあやしい、今回のW杯。
番狂わせも多そうだから、もしかしたら日本、勝っちゃったりなんかして。
日本の初戦は、明日かな?

昨日はペンギンの誕生日だったので、試合の後、近所のイタリアンに行って食事。
ロンドンから遊びにいらしているM子さんも合流し、四人で会食となった。
心なしか、周りのドイツ人の表情が暗い。
ドイツの国旗を顔にペインティングしている人も多くて、そんなはずじゃなかったのになぁ、というムードが伝わってくる。
これからの試合、ドイツチームが勝ち進んでくれることを祈るばかり。
もちろん、日本チームも全力でがんばってほしい。

家に帰ってから、もう一回小さい画面で、今度はブラジル対スイスの試合を観戦。
途中で男の子がいなくなったと思ったら、私とゆりねが共同で使っているお昼寝布団で眠っていた。
気持ち良さそうに寝ているので、そのままおやすみなさいをする。

そして今日は5時半起き。
ドイツには、お昼の給食の前、小腹がすいたときにつまむ簡易弁当みたいなのを各自持って行くことになっていて、野菜スティックでもサンドウィッチでもなんでもいいらしいのだけど、それを毎日持たせてほしいと、友人から頼まれていた。
ということで、私はご飯を炊き、オニギラズを作る。
具は、牛肉のしぐれ煮と、沢庵。
それを、お弁当箱みたいな容器に入れて、はい、行ってらっしゃーい、と送り出す。

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日本でも問題になっているけれど、S君の荷物も、ものすごく重さそうだ。

そして今日は、コロッケを作る予定。
先週の金曜日のマルクトで、ホクホク系のジャガイモをたくさん仕入れてきた。

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こっちでコロッケを作るのは、初めてだ。
気合いを入れて豚肉を細かく刻んでいたら、僕がリクエストしても作ってくれなかったのに、とペンギンが恨めしそうな顔をする。
そりゃそうだ。
とにかく今回のホームステイ中は、おいしいご飯をたくさん用意して、ひもじい思いをさせないように、というのが目標だ。
11歳の男の子は思ったよりもずっと子どもで、素直だし、とてもかわいい。
自分のことを、「◯◯くん」と君づけで呼ぶ。
これは、ドイツ語では言わないので、日本語だからと自分で弁明していた。

さてと、これからコロッケ用のタネをひたすら丸めて、衣をつけなくちゃ。
今は、S君とペンギンが、仲良くおやつを食べている。