ペンギンと暮らす

パリへ

2018.05.14 Mon

苺の季節になった。
この時期だけ、町の至るところに苺の屋台がお目見えする。
目に入ると、つい買いたくなってしまって困るのだけど。
これからしばらくは、苺三昧だ。

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この苺屋台で売られている苺は、甘くて、本当においしい。
甘いと言っても、日本の苺ほどは甘くないけど、私は、これが苺本来の甘さなんじゃないかなぁ、と思っている。
大きさもバラバラで、ホッとする。
そのまま食べてもおいしいけど、昨日は、ココナツミルクで作ったヨーグルト(みたいなの)に混ぜて、はちみつをちょこっと垂らして食べてみた。
大正解だ。
この、ココナツミルクで作ったヨーグルト(みたいなの)が、すごく好き。
そういえば、実家に、苺スプーンがたくさんあった。
苺を潰すのに、重宝する。
私は、断然つぶす派だ。
つぶしたのに、小豆とアイスクリームを混ぜて食べるのも好き。

今日から一週間、私はフランスへ。
まずはパリに行ってインタビューなど受けてから、後半はオセールという小さな町へ。
そこで開かれる文学祭に招待されたのだ。
オセールは初めてだし、いまだにどの辺りに位置するのは、きちんと把握できずにいる。

でも、数日前、パリのことを調べていたら、なんだかどんどん憂鬱になってしまった。
ものすごい大都会だ。
モヤモヤする感じが消えなくて、この正体は何なんだろう、と探ったら、「気後れ」という感情だった。
情報がたくさんあって、ステキなものがたくさんあって、若い頃はそれこそパリに行くなんて、嬉しくて嬉しくて仕方がなかったのだけど、なんだか今は、ものすごく気後れしてしまう。
大丈夫かな、私。
ま、行ってしまえば、それはそれで楽しめることはわかっているけど。
幸せって何なんだろう? 的なことを、ぼんやりと考えてしまう今日この頃。

そうそう、私はフランスのホテルの香水の匂いが、本当に苦手。
ドイツのホテルで香水の匂いが振りまかれていた経験はないから、隣国同士とはいえ、やっぱり価値観が全然違うんだなぁ。
どうか、私の部屋の香水がきつくありませんように。
だけど、こうやって、嫌だ、嫌だ、と考えると、量子力学的には逆にそのことを引き寄せてしまうらしいので、悪いことはなるべく考えないようにしよう。

今回は、日本からおふたり、担当の編集者さんが来てくださる。
お会いできるのが、とても嬉しい。