ペンギンと暮らす

言い訳

2018.04.20 Fri

昨日で、授業が終了。
学校に行っている間は他のことをする余裕がないので、今日はせっせとお洗濯&片付け。
冬の間お世話になった毛糸のセーターなどを洗い、夏物の服を引っ張り出す。
今日は最高気温が25度くらいまで上がり、道行く人たちは夏の装いだ。
一気に新緑が芽吹いている。

今回で、ドイツ語のコースを受講するのは4回目になる。
一年間で、4ヶ月ほど通った計算だ。
一回ごとに先生が変わり、4人の先生に教わったのだが、どうやら先生との相性も、授業が楽しくなるかならないかの重要な要素であることがわかってきた。
それで言うと、今回の先生とは、あまり相性が良くなかったかもしれない。
同じ内容を話すのでも、その人のちょっとした言葉の選び方の違いで、A先生の話していることは理解できるのに、B先生の話している内容は理解できなかったりする。
どの先生に当たるかはクジ運みたいなものだから、自分ではなかなかどうすることもできない。

昨日は最終日だったわけだけれど、生徒が書いた何人か分のテキストが、戻ってこなかった。
宿題で書いた自分の国の伝統料理のレシピで、それを最後にみんなの分をまとめて配るはずだったのだが、テキストがどこかに紛れて行方不明になってしまったという。
私のテキストも、戻ってこなかった。
今回の先生は、ちょっとパンクなところがあった。

前にも書いたかもしれないけれど、たとえば誰かが授業に遅れてきたとすると、必ず、その理由を説明しなくてはいけない。
電車が遅れた、とか、目覚まし時計が壊れた、とか、猫が病気になった、とか、遅れてきたことの訳を言わされるのだ。
そして、その理由で相手を納得させられれば、良し、ということになる。
日本だと、「つべこべ言い訳をするな!」と言われそうなのに、ドイツでは逆。
とにかく、どんな理由であれ、相手を納得させられればいいのだ。

というわけで、昨日先生も、つらつらと言い訳をしていた。
テキストがたくさんあって見当たらなくなった、とか、仕事量が多くて今日までに見つけられなかった、とか。
私は、味噌のレシピをドイツ語で書いてみたのだけど、どこへ消えてしまったのやら。
言い訳に対する考え方は、日本とドイツでは真逆のような気がする。

今回の教室には、アジアから来ている生徒が多かった。
台湾、中国、韓国。
全員まだ20代前半の学生さんだけど、みんな口々に、日本が大好きだと言う。
日本という国を、とても好意的にとらえてくれているのが印象的だった。

そういえば、少し前に『永い言い訳』と『海よりもまだ深く』を立て続けに見た。
どちらも、ざっくり言ってしまうと、いかに男の人がどうしようもないかを描いた内容だった。
もちろん、男性と女性でそう簡単に区切れるわけではないけれど、最近の日本の政治に関するニュースを見ていると、愕然としてしまう。
隠したり、ごまかしたり、権力にしがみついたり、強い者にひれ伏したり、必要のないプライドを持ってみたり、往生際が悪かったり、競わなくていいところで競ってみたり。
もっと正々堂々と、自らの正義や愛を基本にして行動してほしい、と思っているのは、私だけなのかしら?