ペンギンと暮らす

タオ

2018.03.19 Mon

窓の外を、何時間でも眺めていられそうな日曜日。
昨夜の寒気で、再び池の表面に氷が張っている。
半分凍って、半分は凍っていないので、ちょうどタオのマーク、太極図のようになっている。
今日は風が強いので、凍っていない水面に風が吹いて、キラキラ、キラキラ。
本当にきれいで、見とれてしまう。

去年枯れてそのまま枝についている茶色い枯葉も、春の到来を待ちわびるように風になびいている。
マイナス2度の外の寒さが嘘のように、光がさんさんと降り注ぐ。
あー、きれい。本当に、きれい。
もう、春の到来へ準備万端といった感じ。
ここから、一気に木の芽が芽吹く。

今日は、ちらちらと窓の向こうに目をやりながら、本を読んでいた。
読んでいたのは、これ。

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近所の友達が、息子のために買ったという本を貸してもらったのだけど、全然、子ども向けの本じゃない。
ものすごいことが書いてある。
今世紀の『星の王子さま』かもしれない。
そのくらい、私には衝撃的だった。少なくとも私にとっての真実が書かれている。
今後のバイブルになりそうだ。

今日は、ゆりねと散歩していて、お皿を拾った。
拾ったというか、「どうぞお持ちください」の箱が出ていて、その中から掘り出し物を拾い上げてきたのだ。
他にもいろいろパスタに良さそうなお皿などがあったのだけど、お散歩中だったこともあり、持てないので結局一枚だけ、選んでいただいた。
このお皿、すごーく好き。

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鳥とリスとカバの絵が描いてあって、裏返したら、メイドインブルガリアだった。
こんな時、ペンギンは、「やめて〜」という顔をする。
見栄か? 物乞いみたいだから??
でも、誰かにとっては不要な物でも、使い方によってはまた物が別の持ち主の元で活かされるのは、とてもいいことだ。
ゴミなんて、ない!
というベルリンの人たちの発想は、とてもいい。
私の暮らしも、結構それで助かっている。

引っ越しする人が多いのか、(でも日本じゃないから、4月の区切りは関係ないのかな?)この間はデスクチェアが道端に置かれていた。
一週間くらいそのままだったけど、どうやら誰かが連れて帰ったらしい。
今日はもうなくなっていた。

先日は、同じアパートに住む住民が、ハカリを借りに来た。
確かに、いつも料理する人でなければ、ハカリってそんなに使わない。
でも、たまーに必要になる。
そんな時、すぐに買わずに隣近所の家から借りるのは、結構当たり前だ。
お互い様精神が、いいなぁと思う。
ハカリは、2日後に戻ってきた。

おまけ。
『アミ 小さな宇宙人』(エンリケ・バリオス』より。

思考では、愛を味わうことはできない。感情は思考とは異なったものだ。でも、なかには感情とはなにかとても原始的なもので、それは思考にとってかわられるべきだという考えをもつひともいて、戦争やテロ行為や汚職、自然破壊などを正当化する理論をつくりあげてしまっている。いま、地球はそのとても“インテリな”考え、その“すばらしい”理論のおかげで、消滅の危機にさられているんだよ。