ペンギンと暮らす

冬の遠足へ

2018.01.15 Mon

週末、いつもの女子三人で冬の遠足へ行ってきた。
今回は、一泊して温泉へ。
温泉というと日本の十八番という印象があるけど、ドイツにも、温泉が結構ある。
ブランデンブルクカルテと呼ばれる、ブランデンブルク州なら5人まで乗り放題のチケットを買い、電車とバスを乗り継いで行く。

さっそく、電車の中でお弁当開き。
私は、おにぎりを作って持って行った。

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三人とも同世代だけど、珍しく私が一番お姉さんなので、このメンバーで一緒にどこか行く時は、ついつい妹たちに何か美味しいものを食べさせたくなり、張り切ってしまう。
今回は、日本から焼いて持ってきた塩鮭をほぐしておにぎりにする。
私は、甘塩鮭より、しょっぱいしょっぱい塩鮭が好き。
塩鮭は、ほんのちょっとでご飯がすすむ。

おにぎりと一緒に、椎茸の煮たのと、いぶりがっこを持って行った。
「学校? 学校?」
と言いながら、美味しい美味しいといぶりがっこを食べていた。学校じゃないけど。

今回目指したのは、ポーランドの国境近くにある、シュプレーバルトという地域の温泉。
そこに、日本のスーパー銭湯みたいな温泉施設がある。
お湯の塩分濃度が高く、死海とほぼ一緒。
それが楽しみで、結構前から、冬の遠足を企画していたのだ。

バスの乗り場がわからなくて乗りたかったバスが行ってしまったり、小さなハプニングはあったものの、温泉はとてもよかった。
ドイツのサウナは基本、男女混合裸族なのだけど、そこは水着着用のエリアもあって、私はまずそこで温泉を楽しむ。
大きめの屋内プールや、サウナ、外の露天風呂など、いくつかバリエーションがあったけど、私たちを虜にしたのは、なんといってもプカプカだった。
塩分濃度が高いので(確かに、口に入ったお湯はしょっぱかった)、ぷかぷかぷかぷか、体が浮かぶのだ。
実は私、同じようなことをエストニアでもやったことがあり、それがあまりに気持ちよくて、忘れられなくなっていた。

ただ浮かんでいるだけなんだけど、ものすごく気持ちいい。
宇宙にぽーんと投げ出されたみたいな感じで、いくらでもプカプカしていられる。
実際、私は多分2時間くらいプカプカしていた。
本当はもっともっといつまででも浮かんでいたかったのだけど、ホテルのチェックインの時間が来てしまい、泣く泣くプカプカを中断した。
今度は、朝から晩までプカプカしたい。

温泉を上がる頃には、外は真っ暗。
本当はその施設内にあるホテルに泊まりたかったのだけど、満室で、近くのビオホテルに泊まることになっていた。
近くといっても、歩いて三十分くらい。
しかも、街灯が全くないので、本当に真っ暗闇の中を、てくてく歩く。
車道の脇に、歩道があって助かった。
とにかく、周りは何も見えないから、歩道だけを頼りに進む。
そうして、なんとかビオホテルに到着した。

そのビオホテルがまた、かわいくて素敵で大満足。
部屋にはサウナもあって、至れり尽くせりだった。
晩ご飯も、そこで食べられるとのこと。
ワインを飲みながら、女子三人、風呂上がりの新年会に酔いしれた。
みんなそれぞれいろいろ抱えているけれど、お互いに励まし合い、幸せも不幸も共にしよう、という仲間がいるのは幸せなことだ。
「私、もしかして女子旅なんて、十代の頃以来かも」と誰かが言って、私も、私も、となった。
確かに、女子だけで旅行することって、最近、なかったかも。
でも、そこに男の人がいない、というだけでとても気が楽だし、修学旅行みたいな楽しさがある。
何をしても楽しくて、夜部屋に戻ってからも、お茶を飲みながら話していた。

朝食も、サラダやらソーセージやらハムやらがいろいろあって、大満足。
結局、最初に泊まろうとしていたホテルより、ずっと自分たち向きのホテルだった。

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昨日は暗くて全く見えなかったけど、中庭には池があって、朝、氷が張っていた。

帰りは、また三十分歩いて、バス停を目指す。

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帰り道の霜が、とっても綺麗だった。