ペンギンと暮らす

年の瀬ベルリン

2017.12.30 Sat

今日は、「納め」の日。
お昼過ぎ、ご飯を食べてからゆりねと散歩へ。
あー、そういえば今日は金曜日、マルクトの日だ、と思って、もう暮れだしやっていないかなー、と思いつつも、念のため行ってみたらやっていた。
いつもの店の半分くらいの数しか来ていなかったけど、八百屋さんも、じゃが芋屋さんもサラミ屋さんも魚屋さん花屋さんも、みんな来ている。
食後のコーヒーがまだだったので、カプチーノを買って、広場のベンチに座って飲む。
あー、幸せ。
今年最後のマルクトに行けてよかった。

その後、私は整体へ。
整体もまた、今年最後だ。
彼女と出会って、劇的に体が楽になった。
ベルリンには、体ケアの仕事をしている日本人が多いけれど、みなさん本当に腕がいい。
今年の疲れは、今年のうちに。
これで、気持ちよく新年が迎えられる。

それから、KDW(デパート)へ。
暮れの買い出しで、大賑わいだった。
まるで、東京の有名百貨店のような混み具合。
あっちでもこっちでも、シャンパンやビールを飲みながら、食事を楽しむ人たちがいる。
私は、年末年始の食材をさくっと買って帰ろうと思っていたのだけど、大間違いだった。
どこも行列ができている。
特に、ステーキコーナーは長蛇の列。ドイツ人って、結構よく並んでいる。
ステーキ肉一枚と、鴨と、パスタと、ケーキ。
特に今年は一人だし、これだけあればあとは家にあるもので十分年が越せる。
本当はパンも買いたかったのだけど、パンもまたすごい行列だったので、あきらめた。

そうそう、ケーキは、私が目下、世界一おいしいと思っているキルシュトルテが買えた。
いつもあるわけじゃないから、ラッキー。
でも、キルシュトルテひとつください、と言ったら、これはキルシュトルテじゃないとお店の人に言われた。
ドイツでの正式名称は、シュヴァルツウェルダー(キルシュトルテ)。
黒い森のケーキだという。
実家の近所にあった洋菓子店のこれがおいしくて、よく食べていた。私には、懐かしい味。
残りふたつのうちの一つをゲットした。

それから一旦帰宅して、牛と鴨に塩胡椒し、ゆりねに晩ご飯を食べさせてから、久々の外食へ。
さすがにずーっと自分で作ったものを食べていたら、飽きて来た。
今日を逃すと、また大晦日、元日と連休になる。
今日は中華を食べに行った。
お店に入ったら、以前も家のそばのケーキ屋さんで会った日本人の女性とバッタリ。
ゆりねは、すっかり彼女に懐いている。
これまた久しぶりのビールを飲み、今年のビール納めをしながら、焼きそばを食べる。
量が多いので、半分は持ち帰って明日のブランチに。
明日、明後日で、家の大掃除をして、新年を待つ。
とここまで書いて、そっか、もう日本は30日なんだな、と気づく。
時差のせいで、ちょっとおかしくなっているけど、仕方がない。

クリスマスがあまりに静かで、しかも四日間くらいお休みだったので、すっかり、新春気分になっていた。
でも、よく考えるとまだ2017年。

そういえば今日、ベルリンの伝統的なクリスマスの話を聞いて、へぇ、と思った。
24日はとても質素な食事だそうで、出されたのは、ソーセージとポテトサラダだけだったという。
これだけを、むしゃむしゃ食べるのが、ベルリン式だとか。
どおりで、クリスマス前に、みんな、すごい量のじゃが芋が入った袋をぶら下げて歩いていた訳だ。
やっぱり、食事の基本はじゃが芋なのね。
豪華なご馳走を食べるのは、25日と26日で、その両日は、お昼から家族や親戚が集い、七面鳥の丸焼きを食べたりするらしい。
いつか、本場の家庭のクリスマスも味わってみたい。

今日は、いろんなところで日本人の方とお会いし、そのたびに、「よいお年を」と言い合った。
海外にいるし、おせちは何もしない! と思っていたけど、さすがに椎茸と結び昆布だけは料理しようと思って、今、水に戻している。
年が明けたらすぐ、母の命日。
一年前はまだ生きていたんだなぁ、と思うとしんみりする。

もしかしたらまた書くかもしれないけれど、ひとまず、よいお年を!
来年もよろしくおねがいします。

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これが私の、ナンバーワン、シュヴァルツウェルダー。
ケーキもまたドイツ仕様で大きいため、半分は明日のために残してある。