ペンギンと暮らす

冬至

2017.12.22 Fri

学校が終わり、日本からお客様をお迎えし、気がつけばもうクリスマス目前。
さっき近所のカフェにカプチーノを飲みに行ったら、「すてきなクリスマスを!」と帰り際に声をかけられた。
町には、今か今かとクリスマスを待ちわびる気配が満ちている。
だいたい、先週末あたりから会社が休みになっている人も多いのか、すでに町は休日モードだ。
ドイツ人って、本当に休暇をたくさんとる。

ドイツでは、25、26日は完全にお店が休みになる上、今年は24日が日曜日なので、3日間、買い物ができなくなるとのこと。
一応、明日は開いているみたいだけど、土曜日でどうなるかわからないし、今日のうちに買い物を済ませておこう。
と多くの人が同じことを考えるのか、結構、大きな買い物袋を下げた人をあちこちで見かけた。
あとは、ベルリンに住んでいる人でも、地方から出てきている人も多いので、帰省するのか、車に大荷物を運んでいる人や、これから駅に行くのかスーツケースを運ぶ人の姿を多く見かける。
クリスマスが終わるまで、ベルリンは人が少なくなって、がらんとするらしい。
なんだか、日本の大晦日みたいな雰囲気だ。

今年は、初めてだったので、クリスマスマーケット巡りを目一杯楽しんだ。
ただ、この時期はお天気が安定せず、雨が降ることも少なくない。
ちゃんと天気予報をチェックしないと雨に降られることもあるので、クリスマスマーケットに行ける日も限られてくる。
食べ物の屋台もたくさんあるので気軽に食べ歩きもできるし、感じとしては、日本の縁日にそっくりだった。
子ども達には、移動遊園地が待っている。

クリスマスマーケットで、初めて、こっちの焼き栗を食べ、そのおいしさに開眼した私は、焼き栗屋さんを見つけると、素通りできなくなってしまった。
ということで、クリスマスマーケットに出かけるたび、焼き栗を頬張っていた。
もちろん、かたわらには湯気をあげるグリューヴァイン。
そして、同じ焼き栗でも、焼き方によってだいぶ味に違いが生じることがわかった。
おいしい焼き栗は、店主が頻繁に栗を混ぜていて、火の通りが均一になっている。
けれど、店主が怠けていてあまり混ぜないと、一部にだけ火が入りすぎて硬くなってしまう。
たかが焼き栗、されど焼き栗、なのである。

もっともっと寒くなるのを覚悟していたけれど、今のところ最低気温がマイナスになることもほとんどなく、最高気温が7度とか8度だと、今日は暖かい! と感じるほど。
一瞬だけ雪になることはあっても、まだ本格的な積雪はなく、目の前の公園の池も凍っていない。
年内いっぱい暖冬のようで、ちょっと、拍子抜けしている。

今日は、冬至。
まだまだ本格的な冬はこれからだけど、今日を境に、また少しずつ陽が長くなっていくのを想像するだけで、なんだかホッとする。
今は、午後三時半くらいでもう薄暗くなるから、本当に太陽が恋しい。
あー、ゆず湯に浸かりたい。
さすがにゆずは手に入らなそうだから、今夜は柑橘類のエッセンシャルオイルを湯船に垂らして、なんちゃってゆず湯を楽しもうかな。

どうぞ、楽しいクリスマスを!!!