ペンギンと暮らす

最後の太陽

2017.10.18 Wed

ペンギンは一人さみしく、日本へ帰国。
また、ゆりねと一人一匹の暮らしに戻った。

週末は、久しぶりにゆりねを連れて森と湖へ。
行きの列車に、自転車を持って乗る人がたくさんいた。
それもそのはず、ここ数日、ベルリンはすこぶるお天気。
どうやら、東京の方が寒いみたいで、ベルリンは気持ちのいい青空だった。
だから、ここぞとばかりに、みんな自転車でサイクリングを楽しもうと出かけたのだろう。

ベルリンは、もうすっかり紅葉を迎えている。
赤く色づく葉っぱは少なくて、だいたいが黄色。
街中も森も、見渡せばどこもここも黄金色で、とても美しい。
これから景色がさみしくなるから、最後のご褒美を与えてもらっているみたい。

子犬の頃、落ち葉の中で駆け回るのを覚えてしまったので、ゆりねは、落ち葉を見ると反射的に「ゆりゴン」スイッチが入ってしまう。
森でも、落ち葉がたくさんあって、暴れまわっていた。
夏の湖も気持ちがよかったけれど、秋の湖も、素敵だった。
文庫本でも持って行って、ベンチに座ってじっくり読書がしたくなる。
この季節をベルリンで過ごすのは初。
そして今年は、初越冬も控えている。

今週いっぱいはお天気が良さそうだけれど、来週は一気に冬モードだ。
予想最高気温は10度ちょっとで、最低気温は3度なんて日もある。
もうすぐサマータイムが終了するから、ますます夜が長くなる。
私は、日本からの時差を引きずっているので、今、えらく早寝早起きの生活をしているけれど、今日は朝起きて、まだ空に星と月が出ていた。
今でも、朝は8時くらいにならないと明るくならない。

みなさん、この青空が今年最後になることが、わかっているのだろう。
思う存分、太陽を浴びて楽しんでいる。
最後の太陽だなんて大げさに聞こえるかもしれないけれど、でも、感覚としては本当にそうだと思う。
来週からは、いよいよ冬に突入だ。

お日様が出ているうちにと思って、せっせと寝具などを洗濯しては乾かしている。
ベルリンでは初となるおこげも、ただ今絶賛乾燥中。

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乾燥したら、油であげて、おいしいおこげが食べられる。

そうそう、日本で最中をいただいたので、週末、友人を招いてお茶会をしたんだっけ。
外国で食べる最中は、最高だ。
玄米茶と、よく合う。
みんな、なんだかもったいなくて、ちょっとずつちょっとずつ、口に運んでいた。
たねやさんの最中、おいしいなぁ。
次日本に帰ったら、またお土産に買ってきてあげよう。
皮と餡が別々になっていて、皮がパリッとするのがたまらないのだ。

さてと、冬支度をしなければ。
まずは麹と大豆を買ってきて、来週は味噌を仕込もうかな。