ペンギンと暮らす

そっくりさん

2017.07.03 Mon

週末、ちょっと面白いことがあった。
雨が降っていたので、ゆりねを家に置いて、近所のお店まで買い物に行った時のこと。
店に入ったら、奥から白い犬が出てきた。
一瞬、なんでゆりねがここにいるんだろう? と思ってしまう。
そのくらい、似ているのだ。

その犬は、別のお客さんが連れてきている犬だった。
「私も犬を飼っているんだけど、あなたの犬にそっくりで驚いちゃった!」というようなことを伝えると、
「名前は何ていうの?」と聞いてくる。
「yurine」と答えると、しばらく考えてから、「あー、あなたの犬、知ってるわ!」と言って、ちゃちゃちゃっとスマートフォンをいじり、一枚の写真を見せてくれた。

一瞬、どっちがゆりねかわからなかった。
でも、よく見ると確かにゆりねだった。お鼻が少し小豆色で、足が少し短い方がゆりねである。

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どうやら、同じトリマーさんにカットしてもらっているらしいことが判明した。
それで、この間、彼女の犬をカットしに連れて行ったら、ちょうどゆりねもそこにいたという訳だ。
おそらく、私が取材でラトビアとエストニアに行っていた時だろう。
ちょっと不思議な縁を感じた。

メールアドレスを交換し、私にも写真を送ってもらった。
本当に似ている。
そっくりさんだ。
彼女の犬は、パシャといって、性別は男の子。
でも、「少しワイルド、だけどフレンドリー」という性格はまさにゆりねと一緒。
今度一緒に散歩させることになった。
面白いことって、あるんだなぁ。

昨日は、小雨の中、また森と湖に行ってきた。
先週はずっと雨続きで、ほとんどろくに散歩できなかったので。
レインコートを着て歩く森もまた、気持ちよかった。

ただ、思わぬ生き物と遭遇した。
なんと、森にイノシシがいたのだ。
気持ちいいなぁ、と思いながら歩いていたら、反対側から来た家族が教えてくれたのである。
リードをつけた方がいいと言われ、慌ててゆりねにリードをつける。
緊張しながら歩いていると、確かに、丸々太ったイノシシが、地面をほじくり返していた。
すごい迫力だ。
ゆりねは怖いもの知らずなところがあるから、あのままオフリードで歩いていたら、イノシシの方に近づいていって、危険な目にあっていたかもしれない。
イノシシの目撃情報は伝言ゲームのように、すれ違う人同士で共有されていた。
そして、それを口にする人たちが、なんだかみんなちょっとだけ興奮して嬉しそうな様子なのがまた、おかしかった。
ベルリン近郊の森には、まだオオカミがいると聞いたことがあるし、そりゃあイノシシがいてもおかしくないはずだ。
私も、イノシシと会ったことを、少し興奮ぎみに周りの人に吹聴している。

それにしても、やっぱりそっくりだなぁ。

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