ペンギンと暮らす

チップについて

2017.04.29 Sat

昨日のドラマもとてもよかった〜
そう、ベルリンで『ツバキ文具店』を、リアルタイムで見ることができるのだ。
正確には、2、3秒遅れているらしいけど。
オンデマンドではなく、Slingboxという機械を取り付けてきたおかげで、こっちから自宅のビデオを遠隔操作ができる。
大相撲も国会中継もニュースも、なんだって見れちゃうなんて、すごい時代だなぁ。

納豆に続き、今日は、ラー油を作った。
一応あるにはあるけど、選べないので。
やってみると、とても簡単。
台所にあった材料だけで、簡単に作れた。
まだ味見はしていないけれど、香りはとてもいい感じ。
最後に、ふとひらめいて鰹節の粉を入れたのが、吉と出るか凶と出るか、楽しみだ。
これで、餃子をよりおいしく食べられる。

船便で送った荷物は、すべて無事に届いた。
たまに本当に荷物自体が消えてなくなることがあると聞かされていたのでドキドキだったけど、全部ちゃんと届いてホッとした。
日本から送ったすり鉢も、小さい鰹節削り器も、壊れていなかった。

大きな荷物は、たいていアパートの一階にあるアクセサリーショップに置いていかれる。
今住んでいるアパートは古くてエレベーターがないので、小さい荷物は持ってきてくれるけど、大きいと、最初からベルを鳴らさず、下の階に預けて行くのだ。
日本みたいな時間指定とかはありえないけれど、事前にメールでお知らせがくる場合は、日にちと、午前か午後かがわかる。
それを変更したりはできない。
だから、届くと知らされた時は、じーっと、辛抱強く家で待機していないといけない。
日本みたいなきめ細やかなサービスはないけど、まぁ、それくらいでいいんじゃないか、と思っている。

荷物を別のところにおいていかれることを見越して、自分で運べる重さにしておいて正解だった。
ベルリンに来てから、ずいぶん逞ましくなっているような気がする。
とにかく、なんでも自分で運ばなくちゃいけないんだもの。
日本みたいに、いくら以上買うと送料無料、みたいなサービスはあんまりないから、近所で買えるものは近所で買うようになるのだ。
日本でも、消費者がそういう意識を持てば、なんでも宅配に頼る、ということが少なくなると思う。
即日配達とか、過剰なサービスすぎる。
その日に欲しいのなら、何日か前に注文すればいいのだし、急に欲しくなったら、自分の足で探せばいい。

ただ、こっちでも、水とワインは、さすがに重いの運んでもらうようにしている。
水は、スーパーの宅配に頼っているけれど、飲料を注文する場合は、あらかじめ高い値段が設定されている。
ワインは、近所のワイン屋さんでまとめて買って、それを運んでもらっている。
そういう時は、運んでくれた人にチップを渡すのが常識だそうで、ふだんの宅配でも、上の階に重い荷物を運んでもらった場合は、運んでくれた人にチップを払う。
日本人にはチップって慣れないし面倒ではあるのだけれど、レストランとか、宅配の人とか、ホテルのお掃除とか、安いお給料で働いているので、チップがとても有効に機能しているらしい。
逆にいうと、チップがないと、仕事として成り立たない。
チップというのは、要するに、税金がかからない、経理上は宙に浮いた状態で回っているお金なんじゃないかと思う。
それが、世の中を少しスムーズに動かしていると思うと、お財布にはいつも、小銭を持ち歩かなくちゃいけないなぁ、と実感する。
私は、家には、使っていない蓋つきのバターケースを玄関において、そこにいつも、1ユーロとか2ユーロの硬貨を入れている。
そうすると、すぐにチップを渡すことができる。

最近は、レストランなんかの支払いの時、カードでチップ分を上乗せして払えるところもあるけれど、そうなると、ちゃんとチップを渡すべき人のところに渡るのか定かでないから、やっぱりチップだけは現金の方がいいのかもしれない。
チップに関しては私もまだしどろもどろだけど、この習慣を身につけないと、気分よく生活できないような気がしている。
レストランの場合は、よく、もとの額の10%とかって言われてはいるけれど、そうきっちりでなくてもいいみたいだ。
GW中、ヨーロッパを旅行する人は、チップを忘れずに。
チップ用に、常に小銭を貯めておくと便利です。

それにしても、役者さんって、すごいなぁ。
倍賞美津子さんの先代役は、お見事! としか言えない。
男爵役もいい味が出てるし、白川さんのお母さん役も、すごい。
ポッポちゃんも、かわいい。
平面だった世界が立体になるようで、私も、ふつうに一視聴者としてドラマを楽しんでいる。
来週は、どんな展開になるんだろう。

そうだ、お知らせがあります!
最新刊の『小説幻冬』で、『キラキラ共和国』の連載が始まりましたー。
これは、『ツバキ文具店』の続編として書いたものです。
ポッポちゃんの「その後」が気になる方は、こちらもぜひ読んでくださいね!