ペンギンと暮らす

啓蟄

2019.02.19 Tue

春の陽気が続いている。
もうほとんど、ハイツング(暖房)もつけていない。
ポカポカ陽気で、気の早い人たちが、もう外で日光浴を楽しみながらワインやビールを飲んでいる。
そういえば、多くのドイツ人は、常に栓抜きを携帯している。
キーホルダー代わりに、栓抜き。
理由はもちろん、いつでも瓶ビールが飲めるようにだ。
ちなみにドイツでは、親と一緒なら14歳からビールやワインなどのアルコール類が飲酒可能、とのこと。
本当かな?
公園にも人が集まってきて、毎年恒例の「啓蟄」祭りだ。

先週末は、わが家もお客様で賑やかだった。
いつもゆりねがお世話になっているひなちゃん&だりちゃんカップルを迎えて、晩ご飯。
大好きなふたりが来て、ゆりねも大はしゃぎだった。

お客様の時はたいてい和食が中心になるのだが、その時に活躍するのが乾物。
日本に帰った時やペンギンがこっちに来る時、スーツケースをパンパンにして持ってくるし、日本からのお土産もたいてい乾物なので、日本の台所以上に乾物類が充実している。
中でも私が、これは素晴らしい! と思っているのが、乾燥させた菊の花と乾燥させたモズクで、どちらも、水に戻すと生で使うのと全く変わらない状態になる。
ちょっと探さないと簡単には手に入らないけれど、このふたつはあると本当に助かる。

私はいつも、それぞれ戻してから、お酢で味付けして酢の物にしている。
いつも、米酢とリンゴ酢を合わせて、砂糖と塩で味付けしたものを常備し、ポテトサラダやすし酢に使っている。
最近は、キャベツの千切りを塩揉みしてから、この酢であえた酢キャベツが冷蔵庫の常連さんだ。
おやつ代わりにも、サクサク食べられる。

今回は、煮卵からからスタートした。
続いてレンズ豆のスープ、モズクと菊の酢の物と続き、揚げ出し豆腐のユリ根あんかけ。

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揚げ物用の鍋を新調し、今回初めて使ったのでまだ癖がわからず揚げ出し豆腐がうまくできなくててんやわんやしちゃったけど。
これで、お正月用のユリ根は使い切った。
また来年会えるのが待ち遠しい。

そしてメインは、バターチキン。
鶏モモ肉に塩コショウとカレーパウダーで味付けし、小麦粉をまぶしてバターで揚げ焼きするのだけど、今年のお正月にふと閃いて試しに作ってみたら美味しくて、今回、もう一度おさらいしてみたのだ。
これは、いつも行っているフィレンツェの食堂の真似っこ。
カリカリになるまで揚げるのがコツで、これにレモンをしぼっていただく。
付け合わせは、最近好きになった赤キャベツのサラダ。

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最後は、そばパスタでしめる。

だりちゃんはイタリア人で、とっても料理が上手。
お箸の使い方も上手で、取り分ける時はちゃんとお箸を逆向きにして使っていた。
お茶請けには、日本から届いたばかりのくるみっ子をみんなで食べ、まるで日本にいるのと変わらないような気分になる夜だった。

おまけ。
『洋食 小川』が発売になりましたので、お知らせします。
いつもの、「糸通信」をまとめたものでーす。

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